2008年6月12日木曜日

Aptana(Eclipse)でLSLを編集

Torleyのビデオチュートリアルを見ていて、YouTubeからmp4ファイルを引っ張ってきて土地に貼り付けたり、ネットラジオのプレイリストを土地に貼り付けたりしてたので、スカルプテッド作成の息抜きにちょっと遊んでみたり・・・

ついでにメディア系の制御についてLSLを調べたり。なるほど、選曲できるラジオとかYouTube TVとか簡単に作れそうです。
ネットラジオはいくつか気に入った放送がありました。気分に合わせて選曲したくなったので、久しぶりにLSL触ろうかとTextWranglerを起動・・・あっ、LSl用の言語ファイル入れてない・・・ orz

このMacBookですが、昨年の夏にHDDがお亡くなりになったので新たに環境をそろえたのを忘れてました。また、TextWrangler用の言語ファイルを入れても良いのですが、それだと面白くないので今回は別の物に挑戦。

Javaのプログラム開発やってる方にはおなじみのEclipseにLSL用のプラグインが有るとのこと。自分はEclipseではなくAptanaを使っているのですが、中身は同じなのでプラグインも使えるだろうとやってみました。

Secondlife IDE
http://byronstar-sl.sourceforge.net/index.html


ByronStarが提供するEclipse用プラグインのサイトです。機能などはここに書かれてますので、一読されるのが良いかと思います。インストールですが、リモートサイトを登録しておけばアップデートも簡単なのでオススメです。
  1. [Help -> Software Updates -> Find and Install...]で「Install/Update」ウィンドウを表示
  2. 「Search for new features to ins...」を選択して[Next >]
  3. [New Remote Site...]をクリックして「New Update Site」ウィンドウを表示
  4. Nameに「SF ByronStar SL」、URLに「http://byronstar-sl.sourceforge.net/update」を入力して[OK]
  5. 「Sites to include in」に「SF ByronStar SL」が表示されチェックが入ってるのを確認して[Finish]
  6. 後は画面の指示に従って数回[OK]を押してインストールを完了させる
  7. Aptana(Eclipse)を再起動
以上で準備は完了です。



とりあえずプロジェクトでも作って、その中にFileを追加します。File名に「.lsl」を拡張子で付ければOK。テキストエディタのTextWranglerに比べると、Aptana(Eclipse)は開発統合環境なので起動が遅かったりしますが、ソースのアウトラインを表示してくれたり、コードフォーマットを表示できたりと、TextWranglerではまねできない便利な機能が使えます。

Eclipseを使い慣れている方にはオススメです。

2008年6月11日水曜日

Blender Sculptie Import & Export Scripts

スカルプテッドプリムのモデリングにWings 3Dを使ってみたわけですが、色々試してると欠点も見えてきました。確かにアプリの取っつきやすさとモデリングのしやすさは良いのですが、「球体からのモデリングしかExportできない」のがやっかいです。

この辺りはExport用のプラグインがアップデートされれば解決されるのかもしれませんが、今のところはBlenderとか他のツールを使う方が良さそうです。と言うことで、次の物作りはBlenderを使ってみようと思ってます。

Blenderは操作性がかなり独特ですが、慣れれば非常に便利で使いやすいツール。ただ、Blenderが標準で持っているスカルプテッド用テクスチャの書き出し機能だと、どうしてもエッジの甘いぼやけた形しかできません。色々対策を探してみたところ、2つほど良さそうなツールを派遣しました。
  1. ConvertToSculpt
    Cattakaさんが作成した変換ツール。

  2. Blender Sculptie Import & Export Scripts
    Domino DesignsのDomino Maramaさんが作成したBlender用スクリプト。
CattakaさんのConvertToSculptはX3D形式のファイルから変換するツールなので、Blenderだけでなく他のモデリングツールでも汎用的に使える便利なツールです。Cattakaさんのページには他にも色々情報が出てますので、一読すると良いかもしれません。

DominoさんのBlender Sculptie Import & Export Scriptsはその名前の通り、スカルプテッド用テクスチャの読み込み/書き出し機能をBlenderに追加するスクリプトです。それに加えて、スカルプテッド用のメッシュ(Sphere(球体)、Torus(チューブ)、Plane(板)、Cylinder(円柱))を[Add - Mesh - Sculpt Mesh]から呼び出せる機能もついてきます。

と言うことでまずはBlender Sculptie Import & Export ScriptsをインストールしてBlenderの環境を整えてみます。上のリンクからSL Forumにログインして、ZIPファイルをダウンロード。ダウンロードしたZIPを展開すると以下のファイルが入っています。
  • readme.txt
  • gpl-2.0.txt
  • add_mesh_sculpt_mesh.py
  • import_sculptie.py
  • render_sculptie.py
Python(.py)ファイルがスクリプトになりますので、それをBlenderのスクリプトフォルダにコピーしてBlenderを起動するだけです。

コピーですがWindowsの場合はreadme.txtに書いてあるように、

c:¥Program Files¥Blender Foundation¥Blender¥.blender¥scripts

(ドライブ名などは自分の環境に合わせてください。)

に放り込めばOK。
もしくは、

c:¥Documents and Settings¥[ユーザ名]¥Application Data¥Blender Foundation¥Blender¥.blender¥scripts
(ドライブ名などは自分の環境に合わせてください。)

の中でもOKです。

Linuxの場合は試してないです・・・すみません。
readme.txtによると、「~/.blender/scripts」とのこと。

Macの場合ですが、

/Applications/blender/blender.app/Contents/MacOS/.blender/scripts/

の中です。が、途中で「.blender」と「.」付きのフォルダが有るので、Finderを使うとたどり着けません。そのためTerminalを起動してコピーします。

Terminalを起動したらcdでZIPファイルを展開したフォルダに移動。
例えばデスクトップに展開した場合は、

cd ~/Desktop/import_sculptie_svn\ Folder/

ここからcpコマンドで.pyファイルをコピー

cp *.py /Applications/blender/blender.app/Contents/MacOS/.blender/scripts/

以上です。
これでBlenderの環境が整いました。

2008年6月10日火曜日

ペーパーナイフ(スカルプテッドプリムの練習)

放浪&ライブやクラブで楽しんでいるのもいいのですが、そろそろモノ作りしたいなと思ってます。で、家を建築中なのですが、プリムのをこねるのに少し飽きてきたので、無謀にもスカルプテッドプリムの練習を始めました。

tokorotenを試したりしてたのですが、どうにももっと遊びたくなってきて「Wings 3D」をインストール。練習素材は何にしようかと・・・

中身の人は文房具とか好きなので、お気に入りのペーパーナイフを練習台に決定。Illustratorで作った三面図を元にしてコネコネ・・・できました。Wings 3Dで書き出したスカルプテッドプリム用のテクスチャはそのままアップするとエッジがきついので、Sculptypaintで少しだけ滑らかにしてアップ。ついでに表面に貼り付けるテクスチャも作成してアップ。

完成したのはダガー(両刃の短刀)型のペーパーナイフ。



まだ刃先とかの造形が甘かったり、ロスレス圧縮なしでアップしたのでスカルプテッド用のテクスチャが読み込まれるまではすんごい形になったりしますが、とりあえず満足。もう少し手を加えてみるつもりです。

この調子で色々な文房具作りたいな。うまく出来たら、文房具屋さん始めようかなw

2008年5月31日土曜日

タイニーアバターの宇宙展を見学

タイニーアバターの宇宙展を見てきました。
いままでタイニーアバターは使ったことがなかったのですが、どこかで小さな猫のアバターが飛び跳ねてるのを見てずっと気になってまして、気に入ったのがあれば購入してしまうかもとか考えながら突入。

えぇ、購入しちゃいましたよ。
4つも・・・(笑)


こちらはDonburi CraftさんのLittle Meer
あまり使う機会はなさそうですが、家が水辺にあるのでたまには使ってみてもよいかなぁと。
水中にいるときに使うようにします。


今回1番のお気に入り。
naniSLのsenkageさん作のSculpted Foxです。
スカルプテッドプリムが良い感じです。


こんなキャラクター好きなんです(笑)
OCEAN-NETさんのSkeleton Pirate
今建築中の家が船の形をした家(あくまで船ではないのですが・・・)なので、たまにはこのアバターを使おうかなと思ってます。


最後はTINY LOVEさんのBald Eagleです。
こちらも羽の一本一本まで丁寧に作りこんであってすばらしい出来!
スナップショットを見るよりも、今回のように実物がおいてあるほうが、思わず衝動買いしてしまうので危険ですね。

ほかにもすばらしい作品ばかりで、おなかいっぱいになりました。

ブラックマンがぁ!

あまりに衝撃を受けたので、勢いでエントリー



自宅にいるときに気づくと浮いてました・・・
しばらくじっとされてたのですが、Away表示もなかったしフリーズでもしてたのかな。

2008年5月27日火曜日

Crafters CUP 11を見学


うわっ、前回のエントリーから半年以上経過してる(汗)

え~かなり久々なんですが、実際SLもほったらかしの状態でした・・・
原因はリアルなお仕事なんですけどね。

5月に入ってから久しぶりに入ってみると、プレミア会員のお小遣いで10,000L$以上たまっていたりしてて、時の流れを感じる今日この頃です。
つ~か、会員料金もったいねぇ orz

ということで、リハビリを兼ねてちょいとinWorldでの生活環境を変えてみたり、何かものづくりでもしてみるべとか思ってたら、ASUKAでCrafters CUPがあるというので見てきました。

今回のテーマは「家具」ということで、実は家を建設中ってこともあって夜中に一人で座ったり、寝たり、覘いたりしてみましたが、いやぁ勉強になります。

中でも気に入ったものが2ブースほどあったので、投票してきました。以下、気に入ったブースのSSです。


シンプルなデザインのチェアですが、質感を大事に作ってあって一目ぼれ。黄色の椅子ほしいです。販売してるのかな?


これまたかなりシンプルなリゾート風チェア。実は今の家は海辺に建ててるので、自分で作る参考にさせてもらおうと思ってます。低プリムできれいにまとめられているのですが、自分的にはシンプルすぎる感じがするので、もう少しデザインを変えて作ってみようかと思ってます。

ほかにも展示があります。5月末まで開催されているようなので、お気に入りの一品を見つけに入ってみてはいかがでしょうか。

開催場所
ASUKA sim
http://slurl.com/secondlife/ASUKA/128/128/2

2007年10月19日金曜日

SLitter - 概要



SLitterとは?

SLitterとはTwitterをSecondlife内から利用するためのHUDです。同様のHUDはこのブログでも紹介したようにいくつかあるのですが、新着メッセージを受信した際に日本語が文字化けしてしまうため、SLitterは日本語環境でちゃんと使用できるものを目指しています。
Twitterとは?

Twitter, Inc.が2006年3月から提供しているサービスで、「What are you doing?」を合い言葉に、短いメッセージを発信するマイクロブログと呼ばれるものです。誰でも無料で利用でき、利用者同士が友達登録することでお互いのメッセージを交換しあえるのが特徴です。以下のページで詳しく説明されてますので、Twitterを知らない人、まだ使ったことのない人はご参照ください。

CNET Japan
新SNS「Twitter」--初心者のためのスタートガイド
SLitterの中身

SLitterはSecondlife内でアバターが操作するHUDとSecondlifeとTwitter(正確にはTwitter API)との中継ぎをするPHPスクリプト(SG:SLitter Gateway)で構成されています。本来はHUDのみでのアプリケーションを考えていましたが、LSLの制限や文字列処理の貧弱さからSGにて問題を解消する形となりました。

ID/パスワードの扱いについて

元々LSLのみでSLitterを作ろうとしたのは、TwitterのID/パスワードの管理を考えての事です。他のTwitter用HUDで見かけましたが、TwitterのID/パスワードをゲートウェイとなるサーバに保存されてしまうのは遠慮したいところ。また、ゲートウェイを用意する側(SLitterの場合は私ですが)も、他人のID/パスワードを預かることになりますので、その管理も含め、その責任の範囲はとても個人で負えるものではないと考えています。

従って、現在SGを間に挟む形となってしまいましたが、利用者のID/パスワードに関してはサーバ側で管理せず、配布するLSLスクリプト内に直接記入してもらう形としております。

なお、LSL/PHPともにソースを公開していきますので、利用に抵抗がある方はソースを変更しご自分の環境で自由にお使いください。

利用ライブラリ・参考サイト
  1. LSL
    • Makapu@BlackSheep-LSL
      Makapuさんの記事が無ければLSLを初めていなかったかもしれません。入門からリファレンスまで大変お世話になっております。
    • lslWiki Ja:Main Page
      有志の方々によって本家lslWikiの翻訳が進められています。詳細なリファレンスを参照するときはいつもお世話になっております。
  2. PHP
    • Services_Twitter
      このPEARパッケージが無ければSLitterのSGはどうなっていたことか・・・。SLitterを公開できたのはService_Twitterのおかげです。作者の悠希さんありがとうございます。
配布・連絡先

SLitterは2007/10/19現在Ver.0.1のアルファ版です。従ってSecondlifeないではベンダーなどによる配布はまだ行っておりません。今後、スクリプトやSG用のサーバなどが変更され、旧バージョンでは利用ができなくなる可能性があります。

使ってみたい方、興味をお持ちの方はSecondlife内にてAmber HermansまでIMをお送りください。こちらで確認次第、HUDをお渡しいたします。

なお、現時点では利用者数の制限は考えておりませんが、サーバ負荷などの理由により制限を行わざる状況が発生すればクローズドとします。ご了承くださいませ。